2008年11月25日火曜日

愛がなければやかましいシンバル

ほのぼの簡単料理を楽しむ私の趣味は読書。あらゆるジャンルを読みこなす今の私がはまっている書物のひとつが聖書である。先日、聖書の中のコリント人への第1の手紙のところで、衝撃な文章に出会った。有名な「愛の章」で知られている箇所である。
「愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える」
いつ読んでもそんな無茶な・・・と絶句してしまう私なのだが「もし愛がなければ、わたしは無に等しい。」「もし愛がなければ、いっさいは無益である」と引用されている箇所がいつまでも心の中でこだましているのだ。日常の中でどれほどの愛を出し切っているだろうか?「人間のものさしは損得。仏さまのものさしはうそかまことか。」とあいだみつお氏の日めくりが玄関に飾ってあったが、かくいう私人生のほとんどを損得で生きてきたような気がします。人生の折り返し時点にきている私にそろそろ本物の生き方に方向転換したらどうだい?とあらゆる方面からメッセージが届いているのを感じるのである。
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